初めての赤ちゃん~生まれてから1歳までのお祝い行事を知っておこう

上記画像はイメージで、本文とは関係ありません 

初めての赤ちゃんが生まれてからの毎日は、さまざまな記念日でいっぱいです。特に最初の1年は赤ちゃんが初めて経験するものばかり。ただイベントとしてその日を迎えるのではなく、なぜ行うのか、きちんと意味を知っておきませんか?伝統的なものから、近年始まったものまで、赤ちゃんが生まれてから1歳になるまでのお祝い行事についてまとめてみました。

最初の1年は初めてがいっぱい。

赤ちゃんが生まれて最初の1年は何もかも初めてづくしです。初めて笑った日・寝返りした日・ハイハイした日など毎日が記念日とも言えるほど、貴重な1年間ですよね。中でも大きな行事は家族にとっても特別なものです。

家族・親戚が集まるお祝い行事をイベントとして楽しく過ごすのも大切ですが、本来の意味をきちんと知っておくことも大切です。赤ちゃんの行事の時期・意味・用意するもの・注意事項などをそれぞれのお祝いごとに紹介していきます。

ちょっと豆知識~生後〇日ってどう数えるの?

赤ちゃんの行事のことを説明する前に、知っておきたいのが生後〇日の数え方や、数え歳・満年齢といった言葉です。

日本では古くから年齢の数え方が二通りあり、生まれた当日~お正月までを1歳と考える数え年と、1回目のお誕生日を1歳と考える満年齢があります。通常使われているのは満年齢の方になります。

生後〇日の数え方も同じように二通りあり、生まれた日を生後1日と考える数えの考え方と、生後0日と考える満の考え方があります。

日常生活で使われるのは「満」の数え方ですが、伝統的な行事の場合は「数え」の数え方が一般的です。

ただしこれから紹介する行事は、必ずその日に行う必要はありません。赤ちゃんの体調・家族、親戚の都合などと照らし合わせて、一番近い週末に行っても問題ないため、臨機応変に対応しましょう。

お七夜(命名式)

*時期:生後7日目のお祝い

*いるもの:命名紙

赤ちゃんが生まれて生後7日目に、赤ちゃんの名前をみんなにお披露目して、無病息災を願う行事です。

昔は今のようにNICUなどの設備もなく、生まれてすぐ亡くなってしまう赤ちゃんが多くいました。医学の進歩した現代では生まれて1週間以内に亡くなることは少なくなりましたが、昔の人にとって1週間というのは非常に長く、逆に1週間たてば一安心と考えられていたため、生後7日目に赤ちゃんの誕生をお祝いするようになったのです。

本来は親戚など、赤ちゃんの誕生を祝う人が集まり、名付け親となる人(一般的にはパパ)が赤ちゃんの名前を命名紙に記名します。その命名紙を神棚に祀り、鯛や鯉などでお祝いをします。

近年は、母子の退院祝いとして行われることが多く、命名紙も神棚がない家庭ではベビーベットの上などに飾られることが増えました。命名紙もさまざまな様式のものが販売されていて、昔ながらのデザインからキャラクターデザインのものまで、多くのものが売っているため、事前にお気に入りのものを用意しておきましょう。

1つ注意点として、書きなれない筆でお子さんの名前を書くのは予想以上に緊張します。失敗に備えて命名紙は1枚だけでなく、何枚か用意しておくようにしましょう。

お宮参り

*時期:生後1か月ごろ

*いるもの:祝い着

男の子であれば生後31日目に、女の子であれば生後32日目に、神さまに赤ちゃんの誕生を報告し、無病息災をお祝いします。本来であれば、赤ちゃんがこれから先住む土地の氏神様にお参りするのが一般的ですが、父方の地元や、母方の地元など縁のある神社で行う人も多くなっています。

本来の時期は生後1ヶ月ごろと言われていますが、赤ちゃんの体調や天候・里帰りなどの事情により1ヶ月~3ヶ月の間に行う家庭が増えています。特に冬生まれの赤ちゃんの場合は、風邪などひかないためにも温かくなってからという家庭も多いようです。

神社を参拝するときは、祝い着(産着)と呼ばれる着物を上から羽織らせるのですが、最近はベビードレスやセレモニードレスでお参りする家庭も増えています。夏場のお参りであれば、赤ちゃんが暑くならないよう、見た目だけでなく体調にも気を付けるようにしましょう。

また、お宮参りのときはママではなく、父方の祖母(ママからするとお義母さん)が抱っこするというしきたりがあります。昔は出産を忌み期としていた名残で、母親がまだ産後の忌み期にあたるため、穢れのない母親以外が抱くようにという考えのようです。

今ではこういった考えは減り、ママやパパが抱くところも多いのですが、お宮参りの出番を楽しみにしているお義母さんも多くいらっしゃいます。両家揃っての行事となるこの機会にいざこざが起きないよう、誰が抱くのか事前にきちんと相談しておくようにしましょう。

お食い初め

*時期:生後100日目

*いるもの:お祝い膳・歯固めの石

お祝い膳を用意して、ご飯を食べさせる真似をすることによって、赤ちゃんが食べ物に困らないようにとお祝いする行事です。お祝い膳のメニューは地域差がありますが、一般的には尾頭付の鯛、赤飯、汁物、煮物、香の物の5品になります。

それとは別に強い歯が生えてくるようにと、歯固めの石も必要です。歯固めの石は、お宮参りをした氏神様の境内の中から1つか2つお借りしてくるようにしましょう。大きさや形に特に決まりはありませんが、持ち帰りやすい小石にして、使い終わったらきちんと元の位置にお返ししましょう。

「長寿になれるように」とその日集まった人の中で、一番の年長者が食べさせるしきたりです。重要なのはあくまで「食べさせるふり」をするということです。間違えて本当に食べさせてしまわないように注意しましょう。

初正月

*時期:赤ちゃんが生まれて最初のお正月

赤ちゃんが生まれて初めてのお正月に行うもので、母方の祖父母が、女の子には羽子板を、男の子には破魔弓を送ってお祝いします。

羽子板や破魔弓には、健康・魔除け・子孫繁栄といった意味があり、跡継ぎである父方の家の繁栄を祝う意味もこめられています。

昔の数え年ではお正月を境に年齢が変わっていたため、初正月が行われていましたが、数えが一般的な現在ではあまりなじみのないお祝いかもしれません。赤ちゃんが年末に生まれた場合などは、無理に行う必要はなく、その場合は翌年のお正月にあらためてお祝いするようにしましょう。

初節句

*時期:赤ちゃんが生まれて最初の節句

*いるもの:兜・ひな人形など

生まれてから初めての節句に行うお祝いで、女の子は33日、男の子は55日にあたります。子どもが元気に育っていることへのお祝いと、これから先の厄除けのために行われます。

女の子には母方の祖父母からひな人形を、男の子には父方の祖父母から兜を送り、赤ちゃんに降りかかる厄災の身代わりとして飾ります。ひな人形の場合は立春を過ぎてから、兜の場合はお彼岸以降に飾るのが一般的で、片づけに関して明確な決まりはありません。

「ひな人形を早く片付けないと嫁に行き遅れる」という言い伝えもありますが、これは迷信です。ひな人形も兜もバタバタ片づけるのではなく、湿気のないよく晴れた日に感謝をこめて丁寧に片付けるようにしましょう。

女の子の場合は、雛あられや菱餅・ちらしずしやハマグリのお吸い物などでお祝いを、男の子の場合は、ちまきや柏餅でお祝いをすることが多いのですが、お食い初めのように決まったお祝い膳はありません。

また2月や4月生まれなど、生まれてすぐ節句が来た場合には、もう1年待って次の節句のときに初節句のお祝いを行う家庭も増えています。本来の意味を大切にしつつ、現代風に引き継いでいくのも大切です。

初誕生

*時期:1歳の誕生日

*いるもの:お誕生日プレゼントなど

赤ちゃんの初めてづくしの1年の最後に行うお祝いです。昔の環境では、病気も多く1歳のお誕生日を無事に迎えるのは非常に難しいことでした。そのため無事に1年過ごせたことを盛大にお祝いしていたそうです。現在では1歳のお誕生日としてお祝いされる家庭がほとんどです。

お祝いの仕方に決まりはなく、お子さんの好きなものを用意して、大勢の人でお祝いしてあげましょう。

地域によっては、一生食べ物に困らないようにという意味をこめて、一升のお餅を背負わせる一升餅や、将来を占う選び取りを行うなど、さまざまな祝い方があります。地域による差があるため、お祝いを両家そろって行うときにはどちらの地域の情報も、きちんと調べておきましょう。

お祝いを行う際の注意点

最初の1年間にはさまざまなお祝いがあります。ママとパパにとって大切な赤ちゃんであると同時に、おじいちゃん・おばあちゃんたちにとっても大切な孫でもあります。

赤ちゃんを大切に思うがゆえに気持ちがすれ違い、地域による違いや考え方の違いによって、この時期はあらゆるトラブルが起きやすくなります。このときトラブルが起きないように嫁姑・両家の両親とのパイプ役として頑張ってほしいのがパパの存在です。

難しいことをする必要はないので、双方の意見を上手く取り入れ相手に伝えるようにしましょう。1番大切なのは赤ちゃんの成長を思う心です。お祝いには様々な理由・しきたりなどがありますが、それにこだわりすぎる必要もありません。

みんなが笑顔でいられるお祝いにするためにも、こまめに連絡はとりあい、いろんな人の意見を聞いておきましょう。

まとめ

最初の1年間にあるお祝い行事は確認できましたか?だいたいの時期を知っておけば、仕事の調整もしやすくなりますし、事前準備にも協力しやすくなります。

赤ちゃんにとって初めてづくしの1年間は、パパとママにとっても初めてづくしの1年になります。わからないことは聞いたり調べたり、両家の両親に相談したり、みんなで支えあうようにしましょう。

大切な赤ちゃんの健やかな成長を祈って、家族・親戚みんなで素敵なお祝いにしましょう。

 

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