イヤイヤ期の突破口!私がモンテッソーリスクールで学んだこと

上記画像はイメージで、本文とは関係ありません 

「魔の2歳児」と呼ばれるほど、2歳頃から本格的に始まるイヤイヤ期は親にとって厄介ですよね。ちょっとしたことでも納得がいかないとすぐに泣いたり、所かまわず床に寝そべって抵抗したりと、頭を悩ませているパパも多いと思います。我が家の息子も例外ではなく、2歳を過ぎたころから自我がより一層強くなり、イヤイヤがレベルアップしました。どうすれば穏やかに過ごせるのか日々試行錯誤していますが、以前より通っているモンテッソーリスクールでの先生の対応にヒントを得たので、ご紹介したいと思います。

モンテッソーリスクールとは何か(概要)

モンテッソーリスクールとは、イタリア初の女性医師であるマリア・モンテッソーリが提唱したモンテッソーリ教育を受けられるスクールのことです。子供には自らを成長させる能力があるので、大人は教えこむのではなく環境を整えることを重視したり、子供を一人の人間として認めたうえで接したりということが、モンテッソーリ教育の主な考え方です。

元々は、障害がある子供に対しての教育法でしたが、徐々に世界中に広がり、現在では障害の有無に関わらず多くの子供がモンテッソーリ教育を受けています。日本では、プロ棋士として活躍している藤井聡太七段が受けた教育法として有名になりました。海外では、バラク・オバマ前アメリカ大統領や、マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツなどが知られています。

モンテッソーリ教育の特徴のひとつに、教具(簡単に言うと知育玩具のようなもの)を使った「お仕事」と呼ばれる活動があります。教具には、パズルのようなものやブロックを組み立てるようなものなど、様々な種類があり、子供は好きなものを選んでお仕事をします。教具は1種類につき1セットしかないため、お友達が使っている場合には自分が使いたくても待たなければなりません。こういったところから、集中力だけでなく、我慢することや譲り合う気持ちを学ぶことができます。

モンテッソーリ教育は、取り入れている保育園や幼稚園に入園すると受けることができますが、それ以外にも民間団体や個人が経営しているスクールがあり、習い事のひとつとして通っている子供もいます。息子が通っているモンテッソーリスクールは、市が認定した「幼稚園類似施設」です。3歳~6歳の子供が通っていますが、週に1回未就園児を対象としたクラスを開催しており、こちらに通っています。

「なるほど」と思ったこと

ある日のモンテッソーリスクールで、お仕事の時間中に起こった出来事です。

お友達のお仕事が気になった息子は、自分が使っていた教具を机の上に置いたままお友達のところへ行きました。すると、別のお友達が来て、息子が使っていた教具を持って他の場所に行ってしまったのです。それを見た息子は怒って床にゴロンと転がり、イヤイヤを始めました。私は「自分が机の上に置きっぱなしにして、お友達のところに行ったから悪いんでしょ!」と息子に言いましたが、イヤイヤは収まりません。

しばらくすると、先生が「どうしましたか?」とやってきたので、事情を説明しました。すると「そっかぁ、それは嫌だったね」と息子に言ったのです。それを聞いた息子はすっと立ち上がり、何事もなかったかのように他のお仕事を始めました。

その様子を見ていた私は、本当にびっくりしたのと同時に、先生の対応にハッとしたのです。私が息子に言ったことは、正しいことかもしれません。しかし、息子の気持ちを受け止めずにただ事実を言っただけなので、息子は反抗したくなったのでしょう。

一方、先生は息子の気持ちに寄り添う言葉をかけました。息子も、気持ちを分かってもらえたことで納得できたのか、すぐに気持ちを切り替えることができました。

モンテッソーリ教育には、「その子の個性や自由を尊重する」という考え方があります。大人はつい、正しいか・正しくないかで判断し、正しいことを教えようとしがちです。しかし、子供がその出来事に対してどう思うのか・どう感じるのかは自由です。正しいことを教えるのは、子供の気持ちに理解を示した後でも遅くないのだということをモンテッソーリスクールで学びました。

この出来事があって以降、私は家で息子がイヤイヤしたとき、まず息子が何に対して嫌だったのか、どうしてほしいと思っているのか考えるようにしました。そして、「○○が嫌だったのね」とか、「こうしてほしかったんだね」と息子の気持ちを代弁してあげると、以前よりイヤイヤが長引かなくなったのです。社会のルールやマナーとして、やってはいけないことをしたときのイヤイヤに対しては、息子の気持ちを受け止めてから説明するようにしたところ、落ち着いて聞いてくれるようになりました。

モンテッソーリスクールで息子は多くのことを学び、回数を重ねるごとに成長が見られますが、子供だけでなく親も学ばせてもらっていると感じます。イヤイヤ期は子供が成長している証であり、意思を持って行動することは今後の成長に欠かせないと言われています。親にとっては悩むこともありますが、一人の人間としての成長過程ですので、じっくり子供と向き合っていきたいですね。一緒にイヤイヤ期を楽しみながら乗り越えましょう。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でパパ総合研究所をフォローしよう!

友だち追加 にほんブログ村 子育てブログ パパの育児へ