新米ママ必見!離乳食はいつから始めるの?

上記画像はイメージで、本文とは関係ありません 

忙しいママにとって離乳食を始めるのは、中々重い腰が上がらないのです。大体4ヶ月~6か月で離乳食を始めるのが良いとされています。

赤ちゃんをあやし、オムツを替え、ミルクをあげて、家事もする。
それだけで、手いっぱいの毎日なのに離乳食を始めようと思うと裏ごしするにも時間がかかり、折角作っても離乳食を食べ慣れない赤ちゃんはすぐに殆ど口から出してしまい、頑張っても作っても努力が報われないことも多いです。

その上、食べさせる食材が増えてくる内にアレルギー反応が起こるのではないかと不安なことばかり。
この記事ではいつ離乳食を始めなければならないのかご紹介します。

そもそも離乳食とは何か?

 補完食(complementary feeding)とは、母乳に加えて他の食物を与えることです。それらの食物を補完食(complementary foods)と呼びます。 補完食を与えている間に、赤ちゃんは徐々に家庭の食事を食べることに 慣れていきます。この期間の終わり頃(通常はほぼ2歳)には、子どもは まだときどき安らぎを求めて母乳を吸うことがありますが、栄養として の母乳は完全に家庭の食事に置き換わります。

補完食には2種類あります。
・特別に用意された食事
・いつもの家庭の食事に手を加えて、食べやすくしかも十分な栄養を
摂り入れられるようにしたもの

出典:補完食「母乳で育っている子どもの家庭の食事」 著者:WHO

上記にもあるように離乳食とはミルクや母乳を止めるのではなく、ミルクや母乳から栄養源を切り替える為の食品です。ミルクや母乳以外の食品からも栄養を取り入れ、月齢と共に離乳食の量や固さを変えていきます。また色々な食べ物の味や食感を覚えさせ、噛み潰すことや飲み込むことのトレーニングにもなります。

離乳食のすすめ方として、

・なるべく授乳時間を規則的にリズムを決めて、離乳食を決まった時間に食べさせる。
・1日1回、1種類の食材(お粥)を小さじ1杯からのスタート。
・月齢に応じて濃い味にならないように薄味または味付けなしで調理する。
・無理に食べさせるのではなく、赤ちゃんのテンポに合わせゆっくり食べさせる。
・出来る限り多くの食材を選び、食材は新鮮なものを使用し、しっかり加熱しましょう

離乳食を始める時期

WHOの推薦する「補完食」の開始時期

 赤ちゃんが母乳だけでは十分なエネルギーと栄養素を得ることができ なくなったとき、補完食は始められるべきです。多くの赤ちゃんにとってこの時期は生後4~6か月にあたります。この時期はまた、赤ちゃん の口の神経や筋肉が、口を動かして物を噛み、食べるのに十分な発達を とげる時期でもあります。生後4か月未満の赤ちゃんは、舌の動きを十 分にコントロールできないため、口から食物を押し出してしまいます。 生後4~6か月になると、濃いお粥、ピューレ、つぶしたものを容易に 食べることができるようになります。 なぜなら、
● 舌をよりうまくコントロールできるようになる。
● 口を上下にもぐもぐ動かし始める。
● 歯が生え始める。
● 口に物を入れることを好む。
● 新しい味に興味を示す。
またこの月齢になると、消化器系も様々な種類の食品を消化できるように十分成熟してきます。

補完食の開始が早すぎるのも遅すぎるのも望ましくありません。子どもが補完食を開始する準備ができたサインは、
● 少なくとも生後4か月であること。
● なおかつ、頻繁に母乳を与えてもすぐに空腹になってしまう。
● あるいは、適切に体重が増加していない。

子どもは少なくとも生後4か月間、できれば6か月間は母乳のみで育てられるべきです。母乳は健康な発育に必要なすべてのエネルギーと栄養 素を提供します。母乳は、子どもを下痢や他の病気から守ってくれる感 染防御因子を含んでいます。

出典:補完食「母乳で育っている子どもの家庭の食事」 著者:WHO

期間としては、大体4~6か月の間に始めて1歳までに完了し、1歳くらいに通常の食事に移行するのが一般的です。しかし乳児の成長には個人差があり、乳児の体調等を見ながら柔軟に対応していきましょう。

実際、私の子も丁度離乳食を始めようとした時期に震災に見舞われ、私の不安が子供に移ったのか体調を崩し、下痢が続き、結局離乳食を始められたのは6ヶ月になる2週間前でした。色々なケースがあるかと思いますので、無理のないように始めましょう。

上記に記載のある離乳食を開始する準備が出来たサインは他にもあり、

・よくよだれが出る。
・泡のような唾液を出す
・親の食事をしているところをじっーと見つめる。または、頂戴と手を出してくる。
・首がちゃんと座っている。
・支え無しで一人でしっかりお座りが出来る。

です。

離乳食を食べさせる時は、お母さんも笑顔で赤ちゃんが食べる時に「モグモグ」「美味しいねぇ」と言いながら食べさせてあげると意外と順調に食べてくれます。食べるという行為は楽しいものだという植え付けが大事なので、笑顔で接するようにしましょう。

日本の近年の傾向

離乳食の開始は、10年前に比べ、「4か月」と回答したものが25%から10.9%に減少する一方、「6か月」が18.4%から28.6%に増加するなど、「5か月」以降が昭和60年には53.0%だったが、平成7年には67.3%、平成17年には84.4%に増加し、開始時期は遅くなる傾向がみられた。

出典:2007年に公開された厚生労働省の離乳に関する資料

上記にあるように近年では、離乳食の開始が遅くなっている傾向にあります。原因の1つとしては、早い時期にアレルギーが出る可能性のある食材を食べさせたくないということです。

離乳食開始時期が前後した場合のリスク

離乳食が早すぎても遅すぎても良くないようで、下記にどのようなリスクがあるか挙げられています。

補完食をあまりに早く始めるのは危険です。なぜなら、
● 子どもはまだ他の食物を必要としていないし、母乳から置き換わってしまうかもしれません。食物を与えられると、子どもは母乳を飲む量が減り、母親の母乳分泌量は減少してしまいますし、それによって子どもの栄養必要量を満たすのがさらに難しくなってしまうかもしれません。
● 子どもが受け取る母乳中の防御因子が少なくなってしまい、病気にかかるリスクが増します。
● 補完食は母乳ほど衛生的ではないかもしれないので、下痢になるリスクも増します。

● 母乳の代わりに、赤ちゃんが食べやすいように薄く水っぽい粥やスープを与えることがあります。これらの食物を食べると満腹になりますが、母乳よりも栄養素が少ないため、子どもの必要量を満たせません。

補完食が遅すぎるのもまた危険です。なぜなら、
● 子どもはエネルギーと栄養素の「差」を満たすのに必要な食物を得られません。
● 子どもの成長が止まるかゆっくりになります。
● 栄養失調や微量栄養素不足のリスクが増加します。

出典:補完食「母乳で育っている子どもの家庭の食事」 著者:WHO

離乳食を始める時期が早くなることが無いように5か月くらいまでは、しっかり母乳(ミルク)を飲ませましょう。乳児は、食道や消化器官もまだ未発達な為、ミルクだけでも咳き込みむせる事が多いです。早い時期に離乳食を始めることで誤嚥(ごえん)の危険性も高まるので気を付けましょう。

またアレルギー発症の可能性を懸念して、離乳食の時期を遅らせる方も居るかもしれませんが時期を遅らせることで、アレルギー発症のリスクを下げられるということは、ありません。
離乳食のスタートの時期は、あくまで目安なので絶対にその時期でないといけないということはありませんが1歳をすぎると栄養不足や母乳育ちの乳児は、鉄分不足が心配される為、4~6か月の間で始めましょう。

ベビーフードの利用状況

2007年に公開された厚生労働省の離乳に関する資料によると昭和60年から比べるとベビーフードを使用している人が40%ほど増加し、平成17年では約70%の人が市販で売られているベビーフードを利用しています。

ベビーフードを使用していると言うと手抜きのように思われがちですが最近では、フリーズドライのものも多く、栄養もしっかり摂れる仕様になっています。小麦等のアレルギー食品不使用、無添加のものもある為、アレルギー体質の乳児でも安心して使用出来ます。

私も体調の悪い時や疲れきってしまっている時は、ベビーフードを使用しています。食材によっては、すり潰すことによって食品の持つ繊維などを壊してしまい、十分な栄養を摂れないこともあるので、上手にベビーフードを使用するのが良いでしょう。

まとめ

離乳食を始める時期についてご紹介しました。お仕事や家事で毎日忙しいお母さんにとって離乳食を作ることは大変ですが愛しい我が子の成長に繋がる大事なことなので、ベビーフード等に頼りながら無理せず、続けて行きましょう。

そろそろ離乳食を始めようかなと思った時に幾つかベビーフードをストックしておくと離乳食を作る際のストレスも軽減され、負担なく離乳食を開始できます。赤ちゃんがミルク以外のものを口にし、食べ物をモグモグしている姿もまた新鮮で可愛い様子でもあるので、お母さんも一緒に離乳食ライフを楽しめると良いですね。

 

(参考)

○補完食「母乳で育っている子どもの家庭の食事」 著者:WHO

http://apps.who.int/iris/bitstream/handle/10665/66389/WHO_NHD_00.1_jpn.pdf;jsessionid=EB3EAC8BC18A0C661F8592C007FEF52C?sequence=2

○厚生労働省2007年

https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0314-17c.pdf

 

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